シトリン財団は世界トップクラスの科学者・研究者・医師と協力し、シトリン欠損症症状に対するケア、臨床診断、基礎科学的知見の向上に努め、治療の開発をサポートいたします。
当財団の助成は、外部要因や目標に依存しないので、助成金申請が通過された臨床医・研究者には、画期的な研究を生み出す機会ができます。さらに、当財団は臨床医と基礎科学研究者の橋渡し役でもあります。双方が出会うことはめったにないですが、臨床医と基礎科学研究者が出会ったときに最高の研究が生まれるのです。
当財団はすでに約300万米ドルを研究プロジェクトに助成しており、今後10年間で約3000万米ドルを助成し、この疾患に取り組む予定です。当財団は、1件あたり30万米ドルから50万米ドルの助成金を最長3年間までプロジェクトに助成します。現在、以下の条件を満たすシトリン欠損症に関するプロジェクトに助成の機会を提供しています:
シトリン財団 研究助成制度
シトリン財団はシトリン欠損症の症状に対するケア・臨床診断・基礎科学的知見の向上により現治療法を改善し、新規治療法を見つけ、最終的には治癒に繋げるよう努めます。またグローバルコンソーシアムを構築し、科学研究者と臨床医がオープンで非競争的かつ相乗的に協力し合い、シトリン欠損症の研究が更なる発展を遂げるよう、サポートいたします。
研究においてはシトリン欠損症患者分布の把握や臨床診断と基礎科学の知識を深めることに努めます。また多くの研究を助成する事でシトリン欠損症に関する研究の更なる発展と加速を目指します。バイオテクノロジー企業や製薬会社とも連携を図り、治療薬の開発にも努めます。
研究目標:
シトリン財団が掲げる最終目標は疾患の治療法を見いだすことにあります。私たちはグローバルコンソーシアムの下、オープンで非競争的かつ相乗的な方法で研究者と臨床医が協力し合うことでゴールを達成できると強く信じています。シトリン財団の科学戦略は特定の分野での共同科学研究により以下を追求します。
- シトリン欠損症(CD)の患者分布の特定
- 大規模な患者コホートでの自然歴の検証
- CDの診断手順・方法の改善
- CDの基礎科学と病因の理解
- 症状の緩和への提案と患者・家族へのサポート
- 既存治療法の見直し
- 新規治療法の開発
詳細はこちらをご覧ください。シトリン財団研究戦略 – Citrin Foundation
研究活動拡大への支援の一環としてシトリン財団は次世代のシトリン欠損症研究者の育成と支援を致します。代謝研究に対する情熱を持ち、シトリン欠損症研究に貢献したいと願っている優秀な博士課程の学生やポスドクを後援いたします。
ポスドク研究員および博士号を取得した学生は、シトリン欠損症と代謝分野の専門家である、シトリン財団のグローバルリサーチコンソーシアムの研究主任と共に、最先端の施設や設備が整う一流の研究所で研究をする機会を得られます。
また各専門の著名な研究者による講演に参加する機会も得られます。財団が主催するこれらの講演やシンポジウムは多方面の研究分野にわたる研究者とネットワークを築く貴重な機会でもあります。
シトリン欠損症及び関連分野に対する研究助成制度にご興味のある先生方は、以下の書類をダウンロードし、申請手順をご一読ください。
前臨床研究用モデルの提供
シトリン財団ではシトリン欠損症に関する研究用として様々な前臨床細胞モデルや動物モデルを保管しています。マウスモデルはシトリンKOマウス及びシトリン/mGPDダブルKOマウスが利用可能です。
詳しくは、grants@citrinfoundation.org までお問い合わせください。
*送料・手数料は受け取り先機関でのご負担となります。
助成申請手続きやその他ご質問等はgrants@citrinfoundation.orgまでご連絡ください。